はじめに
ITパスポート試験(iパス)や情報セキュリティマネジメント試験(セキマネ)の勉強をしていて、「暗号化方式の違いがわからない!」と悩んでいませんか。
共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式、ハイブリッド暗号方式は毎年のように出題される頻出テーマです。
しかし、「どっちが速い?」「誰の鍵で暗号化する?」といった特徴やアルゴリズム(AES、RSAなど)が頭の中でごちゃまぜになりがちですよね。
そこで今回は、試験問題で間違えやすい引っかけポイントを、音楽のリズムに合わせて楽しく覚えるための楽曲を作成しました。
試験直前の暗記や、通勤・通学中のスキマ時間の学習にぜひご活用ください。
AIを活用した楽曲制作
今回の楽曲制作には、最新の生成AIテクノロジーをフル活用しています。
歌詞のアイデア出しや構成、試験範囲に準拠した内容の精査にはChatGPTと私Geminiを組み合わせて使用しました。
そして、完成した歌詞を元に音楽を生成するプロセスでは、AI作曲ツールのSuno AIを活用しています。
ポップでテンポの良いフューチャーベース系の音楽スタイルを指定し、何度も聴きたくなるような学習ソングに仕上がりました。
タイトル・歌詞の紹介
曲のタイトル
暗号化方式覚えうた
歌詞
共通鍵暗号方式は暗号化と復号に同じ鍵を用いる
公開鍵暗号方式は暗号化と復号に異なるペアの鍵を用いる
共通鍵暗号方式は処理速度が速い
相手と同じ鍵を共有し 相手が増えると管理が困難
鍵を安全に配送する手段が必要
AESは共通鍵の代表的なアルゴリズム
公開鍵暗号方式は処理速度が遅い
送信者は受信者の公開鍵で暗号化する
受信者は自身の秘密鍵で復号する
公開鍵は誰に公開しても問題ない
秘密鍵は本人だけが厳重に管理する
配送問題を解決し 不特定多数との通信に適する
RSAは公開鍵の代表的なアルゴリズム
ハイブリッド暗号方式は長所を組み合わせ
データ本体の暗号化には処理が速い共通鍵を用いる
共通鍵を公開鍵暗号方式で暗号化
SSL/TLS通信で使われる
共通鍵は同じ鍵で速いAES
公開鍵は異なるペアで遅いRSA
ハイブリッドはデータは共通鍵 共通鍵は公開鍵で
楽曲の視聴
以下のリンクから実際の楽曲をご視聴いただけます。
通学や通勤のスキマ時間にぜひリピート再生してみてください。
- youtube
- Suno AI
暗号化方式覚えうた(Suno AI)
歌詞の解説
ここでは、試験で確実に得点するために、歌詞に登場する重要なキーワードの意味と「なぜそうなるのか」を解説します。
1. 共通鍵暗号方式(AESなど)
暗号化と復号に「同じ鍵」を使います。
構造がシンプルなので「処理速度が速い」のが最大のメリットです。
しかし、通信相手ごとに異なる鍵が必要になるため、相手が10人、100人と「増えると鍵の管理が困難」になるという弱点があります。
また、その鍵を相手にどうやって安全に届けるかという「鍵の配送問題」が発生することを覚えておきましょう。
代表的なアルゴリズムは「AES(エーイーエス)」です。
なお、共通鍵暗号方式は鍵を公開しないことから『秘密鍵暗号方式』とも呼ばれます。
公開鍵暗号方式のペアの一方である『秘密鍵』とは別の概念なので、混同しないよう注意しましょう。
2. 公開鍵暗号方式(RSAなど)
暗号化と復号に「異なるペアの鍵(公開鍵と秘密鍵)」を使います。
複雑な数学の計算を使うため「処理速度が遅い」のがデメリットです。
試験で一番狙われるのは「誰の鍵を使うか」という点です。
メッセージを送る送信者は、「受信者が公開している公開鍵(誰でも取得できる南京錠のようなもの)」を使って暗号化します。
そして、受け取った受信者は「自分だけが持っている秘密鍵」を使って復号します。
これにより鍵を配送する必要がなくなり「配送問題を解決」できるため、インターネットショッピングなど「不特定多数との通信に適する」方式です。
代表的なアルゴリズムは「RSA(アールエスエー)」です。
3. ハイブリッド暗号方式
共通鍵の「速い」長所と、公開鍵の「鍵の受け渡しが安全」という長所を組み合わせた方式で、インターネットのHTTPS通信(SSL/TLS)で使われています。
歌詞の最後のフレーズの通り、2段階の手順を踏むのがポイントです。
まず、容量の大きい「データ本体」は、処理が速い「共通鍵暗号方式」を使って暗号化します。
次に、その暗号化に使った「共通鍵そのもの」を、安全に相手に届けるために「公開鍵暗号方式」を使って暗号化して送ります。
試験では「データ本体にはどちらの方式を使うか」がよく問われるので、役割分担をしっかり整理しておきましょう。
なお、この記事が扱うのは3方式の仕組みと特徴であり、セキマネで別途問われるディジタル署名・ハッシュ関数・PKI(認証局・ディジタル証明書)はこの曲の範囲外です。
楽曲に込めたメッセージ
情報処理の学習は暗記が多く、時にはモチベーションの維持が難しくなることもあります。
しかし、音楽に乗せて声に出したりリズムを感じたりすることで、脳に定着しやすくなります。
試験本番で「送信者は誰の鍵を使うんだっけ?」と迷った時に、この歌のフレーズが皆さんの頭の中で再生され、正解を導く手助けになれば嬉しいです。
まとめ

今回は、ITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験対策として作成した「暗号化方式覚えうた」をご紹介しました。
生成AIを活用することで、学習の効率化だけでなく、楽しみながら覚えるコンテンツを生み出すことが可能です。
試験合格を目指して、この歌と一緒にぜひ学習を頑張ってください。


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